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【詳細】GPD WIN 動作確認ゲーム

2017年4月26日

GPD WINは携帯性の高いゲーム用PCではありますが、決して高性能というわけではありません。
軽めのゲームなら快適に動きますが、最新の3Dゲームなどの動作はあまり期待できないでしょう。
とはいえ「快適なゲームの動作」というものは人それぞれです。
60fpsに張り付いていなければ快適でない、という人もいるでしょうし、30fpsを下回らなければ問題ないという人もいるでしょう。
一応GPD WINのWikiにもゲーム動作表はありますが、個人的にあの表の評価に納得がいかないので、それならば自分でまとめてしまおうと考えました。

なお、この記事は動作確認の詳細を記すページとなっております。
動くゲームの簡単な確認は[【簡易】GPD WIN 動作確認ゲーム]で行うと良いかもしれません。

GPD WINは入手しやすい値段ではありますが、安い機器ではありません。
自分の遊びたいゲームが動作するのかどうか。
この表が、購入を考えている方の参考になれば幸いです。
また、GPD WINでなくとも、同等の性能を持つPCの動作確認にも役立てていただければと思います。
今はまだ測定したゲームの数は少ないですが、今後少しずつ増やして行けたらと思っています。

 

測定環境

GPD WIN 基本スペック

OS:Windows10 Home 64bit
CPU:Intel(R) Atom(TM) x7-Z8750 1.6GHz
メモリ:4GB LPDDR3-1600
画面解像度:1280×720
グラフィック:Intel(R) HD Graphics

周辺機器

Lexar JumpDrive S45 128GB USB 3.0 Flash Drive使用。

本USBメモリ内に仮想HDD(VHD)を作成。
VHD内にゲームデータをインストールしてゲームを起動する。

本USBメモリの読み込み、書き込み速度は画像の通りである。

備考

明らかに処理がつっかえてる(ロードの瞬間にfpsが0や120になったりしている)場合の数値は省くようにはしていますが、完璧ではありません。
本格的な検証ではありませんので、測定した値は参考程度に留めてください。
また、快適かどうかの判断はあくまで動作状況であって、GPD WINのゲームパッドで操作がしやすいかどうか等に関しては一切考慮しておりませんのでご了承ください。

測定結果

※最終更新日:2017/4/23
※現在確認ゲーム数:11

◎快適に動作するゲーム

・Crypt of the NecroDancer:平均58fps、最低40fps、最高61fps。
1280×720フルスクリーン、ゾーン1 フロア3までのプレイで測定。
攻撃、ダメージ、死亡の際にfpsが下がることがあるが、基本的には安定したfpsが出ている。起動時のロードが25秒と若干遅く感じる。

・GuiltyGearXX ACPR:平均60fps。支障なく動作。
1280×720フルスクリーン、トレーニングモードにて測定。

・SuperMeatBoy:平均60fps。支障なく動作。
1280×720フルスクリーン、Ch1-1~1-20まで通しプレイにて測定。

・デススマイルズ:平均60fps。支障なく動作。
1280×720フルスクリーン、ノーマルモードリプレイ、Exデス城道中にて測定。

〇設定を落とせば快適に動作するゲーム

Portal

解像度1280×720フルスクリーン、画像の通りの設定にて測定。ポータルのレンダリング深度2。チェンバー1~3までのプレイで測定。
一枚目の画像:平均62fps、最低42fps、最高106fps。
二枚目の画像:平均61fps、最低35fps、最高89fps。
なぜか設定が高い方が高fpsが出ているが、これは測定状況の違いによるものである。
どちらの設定においても平時は60fpsをほぼキープ。
ポータルガンで開けた空間の先を見たときの違いが大きく、推奨設定値では40fps強、最低設定では50fps前後という結果になった。ポータルのレンダリング深度を変更すればまた違った結果になるかもしれない。
いずれにせよ、最高設定でなく推奨設定値でのプレイであれば快適にプレイできる。

UlrtaStreetFighter4

解像度640×400、ウィンドウモード、設定項目おおよそ最低値。ベンチマーク130fps。
実計測値:平均60fps、最低59fps、最高61fps。
実計測方法:トレーニングモードにてリュウvsリュウ、必殺技、スーパーコンボ、ウルトラコンボ1・2をそれぞれ発動。ウルトラコンボ2は演出有ヒット。
問題なく動作。


解像度640×400、ウィンドウモード、設定項目は画像の通り。ベンチマーク81fps。
実計測値:平均60fps、最低59fps、最高61fps。
実計測方法:上に同じ。
問題なく動作。


解像度1280×720、フルスクリーン、設定項目は最低設定。ベンチマーク63fps。
実計測値:平均52fps、最低37fps、最高60fps。
実計測方法:上に同じ。
60fpsの維持はできない。

解像度が低ければ多少設定を上げても60fpsを維持できることがわかった。逆に解像度が高い場合、設定値が低くてもfpsが出ない結果となった。
また、低解像度だとしても最高設定の場合はfpsが60を割る。
波動拳のエフェクトは特に重く、出すだけで目に見えてfpsが下がる。

解像度を低く、設定値も上げすぎないようにすれば60fpsを維持することは可能。最低設定まで落とす必要はない。
計測データは残していないが、アーケードモードをプレイしても60fps維持ができていることは確認した。

ところで、ベンチマークにWindows8って書いてあるのはどうしてなんでしょう。

△遊ぶことが可能なゲーム

DevilMayCry4 SpecialEdition

解像度640×480、ウィンドウモード、設定項目全て最低値にてベンチマークRANK C。
実プレイ測定:ブラッディパレス1~5階層
平均51fps、最低35fps、最高65fps。
おおむね30fps以上は出ているので遊べなくはないといったところ。
ムービーシーンでは30fps未満になることが多い。また、文字が潰れて読みにくい。


解像度1280×720、フルスクリーンモード、設定項目全て最低値にてベンチマークRANK D。
ゲームプレイ中ほぼ常に30fps未満。
フレームスキップで快適に動作するラインが30fpsのため、高解像度で遊ぶことは不可。

なお、PC SETTINGSの項目に入っただけでエラーが発生し強制終了することがある。
この場合は
[C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\CAPCOM\DEVILMAYCRY4SPECIALEDITION]にあるconfig.iniを直接編集し設定を変えること。
※ファイルの保存場所は各々の環境によって異なる
おそらくディスプレイサイズの設定がUnknownになっているので1280×720か何かに変えましょう。


HowToSurvive

解像度640×480、ウィンドウモード、設定値Low。
測定場所:チャレンジ1を適当にぶらぶら
平均19fps、最低14fps、最高26fps。
フレームスキップが働いているため、重いが遊べないことはない。
オブジェクトやゾンビが密集している場面ではfpsが落ちる。
全体的にfpsは低いが、激しい操作のあるゲームではないということで遊べなくはない判定とした。
とはいえ、快適とはとても言い難い。

Left4Dead2

解像度640×480、ウィンドウモード、設定値は画像の通りほぼ最低設定。
測定場所:デッドセンターCh1
平均38fps、最低17fps、最高68fps。
おおむね30fpsを上回っているので遊べるレベルである。
エフェクトが密集している場面では30fps未満になるが、フレームスキップが働くためそこまで大きく気になることはない。


解像度1280×720、フルスクリーンモード、設定は画像の通りほぼ最低設定。
平均31fps、最低16fps、最高48fps。
測定場所:デッドセンターch1
低解像度時よりも若干低いfpsでの動作となった。
30fps前後を往復。フレームスキップが働くため遊べないほどではない。

参考までに、Xbox360版のL4D2は30fps動作である。
Xbox360版よりは鈍い動作だろうか?


Skyrim

解像度800×450ウィンドウモード、設定値全て最低値での測定。
測定場所はニューゲームからキャラメイク直前まで。射手!
平均27fps、最低19fps、最高39fps。
オープニングの場面のようなオブジェクトが密集しているような箇所ではfpsが低下する。それでも平均して30近いfpsは出ていて、且つ激しい操作を要求するようなゲームではないため遊ぶことは可能という判断をした。

屋内では表示物が少ないためかfpsは改善される。
ヘルゲン砦に入った直後の場面でfpsを測定したところ、平均48fps、最低41fps、最高59fpsという結果になった。
平均して30fpsを上回っている結果なら上々だろう。

ただし、これらの結果は設定値を最低にしてのものである。人物や小物などは少し離れればすぐ非表示になってしまうので、快適に遊べるとは言い難いだろう。
なお、SkyrimSEに関しては起動時に2分強ほどの長い時間がかかるが、こちらのSkyrim無印に関しては起動はほぼ一瞬だった。

×遊ぶのは難しいゲーム

Skyrim SpecialEdition

解像度800×450ウィンドウモード、設定値全て最低値での測定。
測定場所はニューゲームからキャラメイク直前まで。射手!
平均14fps、最低8fps、最高20fps。
フレームスキップが働いているため遊べないということは無いが、最低設定でほぼ常に20fps未満というのは流石に重すぎる。
オープニングの場面はオブジェクトが多いため他の場面よりfpsは低くなる。オープニングの場面でも真上を向くなどしてオブジェクトを視界の外に出すと25fps程度出る。

ヘルゲン砦に入ってすぐの場面でfpsを測定したところ、平均32fps、最低29fps、最高43fpsとなった。オブジェクトが少ない場面では普通に遊べそうではある。が、鍵を開けて先に進もうとしたところでエラー落ちした。その後の測定はしていない。

なお、起動にあたって2分10秒~2分20秒ほど掛かっている。新規ゲーム開始してOPが始まるまでには17秒掛かった。
後者についてはともかく、ゲーム起動の度に2分以上かかるのでは遊ぶのは難しいと判断せざるを得ない。

簡易的に測定結果を確認したい方は別記事へ

【簡易】GPD WIN 動作確認ゲーム